============================= ここは「回天白龍隊」のトップページです (お知らせ:モバイルでの表示に一部ブラウザで不具合が生じています。Google Chromeで正常表示されます。) ============================= これまでどの書籍でも紹介されていない、最初の回天特攻編成隊決定記念写真 左より福本上曹、豊住中尉、仁科中尉(創始者)、河合中尉(次席)、福田中尉、渡辺中尉、古川上曹 (仁科中尉はこの後第一陣菊水隊隊長、河合中尉は第一回天隊隊長として出撃、共に戦死) 第一回天隊出撃記念写真 訓練合間のスナップ写真 ============================= 制作の趣旨 「当事者に縁のある立場からの特攻の一つの捕らえ方」として、各々の仕事、生活、役割、幸せにつながる、生かせるような示唆、インスピレーションを感じていただく。 〈ミッションステートメント〉根本信念 『社会的な立場や地位、財力、名声云々ではなく(それらを維持、発展させるためにも)、人間としての秩序、相手のことを思い、いたわる心、共に発展していく確かな信頼関係のあるところに、人間の営みにとって真に必要な知恵、力が醸し出される。』 その価値観の中から人間のあり方を考える仕事の創出(進むべき方向性)を目指す。それを提示する創作活動を中心にすえ、日本を変えていく、歴史に名を残すような同胞の集まるつながりを作る。 人間には光の部分と影の部分が必ずある。光と影は一体のものである。影を隠すのではなく、これを人間が本来的に持つ必要な要素と考え、そこから大きな力が得られるアプローチを探り、得た知恵を社会に役立てて行く。 わからなくなった時は宇宙の真理、法則(=無限、永遠の力)を考えそれに従う。そこからの力をもらえるような仕事の仕方、生き方、感性の研ぎ澄ませ方をする。 自分の立場として 河合不死男との関係 =国家滅亡の日本最大の国難に人柱、国家再建の礎となった、白龍隊・第一回天隊隊長。大正11年1月1日生。長寿、寿を想像させる。= この軸を中心とした企画を立て、そこに付加価値を与え、様々な分野が活性化していけるような働きかけをしていくことが、残された人生の役割りだと認識している。 特攻は 「人柱」であったと思う。「軍神」「生き神様」が「人柱」となって海底に沈み日本を護れば、そこから「霊気」が生まれる。自分には、そうした人に与えられる力と、一方で人の庇護や恩情を必要とする悩み、苦しみ、性(さが)を負って生きているように思う。歴史の重大事に立ち会った人間に連なる者として、それを出来るだけありのままに提示して、社会に還元する方策を考える。 『日本海軍400時間の証言 第2回/特攻“やましき沈黙” NHKスペシャル』より 回天作戦参謀・鳥巣建之助氏(元海軍中佐)について、戦後、回天会から批判があり、それは書籍の中でも残されましたが(『特攻 最後の証言』2006年/アスペクト社)、回天顕彰会発足、回天記念館の建設にまさに身を張ってあたられ、この海軍勉強会でも常に軍上層部(軍令部)の責任を痛烈に批判され続けました。 また、著書も多く書かれており、上記のそれが本物か、偽物か、我々は客観的に判断することが出来ます。 DVDの中で、回天顕彰会会長・高松工氏が語られていた言葉。 「軍令部の参謀なんかっていうと本当にくそくらえと、わたしは言うんですが、ああいうやつらはとにかくひどいことをやりながら、自分は戦後は関係ないけど、実践におった隊長とか参謀とかは、非常に苦しみながら、とにかく、戦争を終って戦後もそれをずっと、死ぬまで担いでいたと思います。わたしは」 この言葉と同義のものが、今後自分が関係者として前進していく上での核となるだろうと思います。 回天作戦指揮官・板倉光馬著『続・ああ伊号潜水艦』 回天作戦の指揮官・板倉光馬(海軍少佐)著『続・ああ伊号潜水艦』を読み終えました。 大戦末期の、回天作戦が中心となっている内容です。 各章個別の項目に基地回天隊がなく、よもや割愛されているのでは?と不安にもなりましたが、同時期出撃の多々良隊の項目のところで最初に紹介されていました。 第五章 最後の特攻に死す 多々良隊、沖縄の特攻 「 回天隊は、河合不死男中尉を隊長とする白龍隊を編成し、大津島で六基、光で二基を第十八輸送艦に搭載して三月十三日、光基地を出撃、途中佐世保に寄航して同港を十五日に出港したまま消息を絶ってしまった。 一説には十八日、沖縄の西方方面で米潜に撃沈されたとある。また、慶良間列島付近で爆沈されたと報ぜられたが、米側の資料には記載されていない。 *1) 河合中尉は、湯浅明夫中尉とともに、P基地から入隊してきたのであるが、筋金入りの長身に古武士の面影を宿し、後輩からも慕われていた。出撃にあたり、多賀谷虎雄二飛曹に、つぎの辞世を贈っている。 春なれば散りし桜もにほふらむ げにうたかたと消えて散るとも *2) 」 *1) 実際は第十八輸送艦は、慶良間列島付近で米潜水艦スプリンガーの攻撃を受け撃沈。 *2) この辞世の句は多賀谷さんが回天会に預けた後、紛失。 1998年、回天記念館リニューアルの際に、第一回天隊に関する記載は一切割愛されることとなりましたが、同じようなことが、その後回天参謀・鳥巣建之助さん(軍令部に直訴して泊地攻撃から洋上攻撃に作戦変更。それが原爆運搬艦インディアナポリスの撃沈につながる。初期の回天記念館建設、回天顕彰会設立に尽力)、横田寛さん(元回天搭乗員、戦後『ああ回天特別攻撃隊』を著す)といった人達にも行われました。 その経緯、内情について、詳しく調査していく必要があると考えています。(自分も一通りの資料、情報は持ち合わせています。) ============================= 原爆運搬艦インディアナポリスの撃沈 多門隊伊58潜出陣式・隊長水井淑夫少尉(九州帝国大)の短刀授与。(伊58潜の魚雷攻撃により、広島と長崎に投下された原爆を運搬した米重巡洋艦インディアナポリスを撃沈。) アメリカがこの事実の封印を解きました。(2017年夏、フィリピン海底にインディアナポリスを発見と世界に発表。) ============================= 航空特攻司令長官・大西瀧治郎海軍中将の残した遺書 大西瀧治郎海軍中将 戦争末期第一航空隊司令長官として、神風特攻隊を指揮。 終戦直後、その責任をとり次長官舎で割腹自殺。 遺書 特攻隊の英霊に申す 善く戦いたり深謝す 最後の勝利を信じつつ肉弾として散花せり 然れ共其の信念は遂に達成し得ざるに至れり、吾死を以って旧部下の英霊と其の遺族に謝せんとす 次に一般青壮年に告ぐ 我が死にして軽挙は利敵行為なるを思い 聖旨に副い奉り自重忍苦するの誡ともならば幸なり 隠忍するとも日本人たるの矜持を失う勿れ 諸士は国の宝なり 平時に処し猶お克く 特攻精神を堅持し 日本民族の福祉と 世界人類の和平の為 最善を尽せよ 海軍中将 大西瀧治郎 ============================= 市丸利之介中将「ルーズベルトに与うる書」 ============================= 読書記(2018年7月〜) 2019年10月 折田善次ほか『潜水艦戦史』(潮書房光人社/2017年) 板倉光馬『不沈潜水艦長の戦い』(光人社/1984年) 2019年9月 池上司『雷撃深度一九・五』 2019年8月 ダグ・スタントン『巡洋艦インディアナポリス号の惨劇』 映画(DVD)『パシフィック・ウォー』(アメリカ/2016年) 板倉光馬『続・ああ伊号潜水艦 水中特攻隊の殉国』(光人社/1980年) 2019年7月 板倉光馬『ああ伊号潜水艦 水中特攻隊の殉国』(光人社/1980年) 大井幸子、片桐勇治共著『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体 奇妙な対米属国「日本」の真実』(ビジネス社) 橋本以行『日米潜水艦戦』(光人社NF文庫) 2019年6月 藤井厳喜『国防・日本という国家のあり方』(ダイレクト出版) 2019年5月 藤井厳喜『日本人が知っておくべき世界の裏側』〜「なぜ日米戦争は起きたのか? ?47年アメリカが隠した罪?」、「反日組織・国連の正体」(ダイレクト出版) 三橋貴明著『帝国対民主国家の最終戦争が始まる 地政経済学』(2018年/ビジネス社) リチャード・ニューカム著『巡洋艦インディアナポリス撃沈』 鳥巣建之助『日本海軍潜水艦物語』 『日本海軍400時間の証言』(DVD) 2019年4月 2019年2月 映画『人間魚雷回天』(新東宝/1955年) 2019年1月 動画:第二次世界大戦後の世界史〜東西冷戦、終焉、現代、戦後の日本史 藤井厳喜著『太平洋戦争の大嘘』(ダイレクト出版/2017年) 2018年12月 動画:世界近現代史…欧米帝国主義支配、普墺戦争、普仏戦争、フランス革命、アメリカ独立戦争 2018年11月 北村稔著『「南京事件」の探求』(文藝春秋/2001年) 動画:南京大虐殺関連、満州国関連、東京裁判関連、他 2018年10月 ヘンリー・トークス著『大東亜戦争は日本が勝った 』(ハート出版/2017年) 動画:アメリカ占領下の日本(ウォークプロモーション)、カラー版 第二次世界大戦 『じっくり学ぼう!日本近現代史』(CGS 倉山満) ウィキペディア:第一次世界大戦、ロシア革命、他 2018年9月 ネット記事(動画):占守島の戦い、盧溝橋事件、第一次、第二次上海事変 回天刊行会『回天』(代表編集者・鳥巣建之助/1976年) ウィキペディア:第二次世界大戦、他 2018年8月 ネット記事(動画):太平洋戦争全般の流れ 大戦概要、初期(真珠湾、マレー、ミッドウェー、ソロモン、ガダルカナル、ニューギニア戦)海戦、陸戦、ペリリュー島の戦い 戊辰戦争、西南戦争、薩英戦争、日本海海戦、第一次世界大戦概要、ノモンハン事件、太平洋戦争年譜、他 回天刊行会『回天』(代表編集者・鳥巣建之助/1976年) 2018年7月 『日本海軍の功罪 五人の佐官が語る歴史の教訓』 千早正隆・他著(プレジデント社/1994年) 『日本海軍の驕り症候群』 千早正隆著(1980年 プレジデント社) |